広告文の書き方(1) 〜読者の心理を知る〜
広告文を書く前にまず、読者の心理に少し目を向けてみましょう。 「みなみの風」でも取り上げる事が多い情報商材ですが、広告文は読んでいるはずなのに、 ホームページにもアクセスはあるのに、資料請求になかなか結びつかないという事がよくあります。 フロイトによると「人間の無意識の行動や思考は本能的な快楽と不快の原則に基づいて行われる」 とあります。 1、苦痛から逃れるため 2、快楽を求めるため レスポンス広告には、この2つの要素が大きく影響するとされています。 実にこの通りだと思うのですが、しかし、情報商材の広告文を書く時 これをそのまま鵜呑みにしておいしい話ばかり書けば、人は集まるのでしょうか? 情報商材の場合、普通の商品とは違い形がありません。 購入者が自分の目で確かめ購入するのとは違います。 手元に届くまで購入者にはそれが何なのか実際にはわからないのです。 本当に価値あるものなのか、そうでないのか。 読者の気持ちはどうでしょう。 昔も今のそうですが、ネットの世界ではおいしい話が溢れています。右を見ても左を見てもそうです。 どれもこれも皆、読者には同じに見えることでしょう。 次から次へと与えられる情報の中で「こんなうまい話あるわけない」と思いながら、見る。 フロイトの言うとおり、苦痛から逃れる為、快楽を求める為・・・ しかし、そこでブレーキが掛かる。 なぜでしょう?・・・ そこに真実味が無いからです。 余りにも現実感がないから、かえって現実に引き戻されてしまうのです。 では、「こんなうまい話あるわけない」と思いながらも見てしまう読者の心理とは どのようなものでしょうか・・・ 「あるわけない」と思いながらも心のどこかで探しているのです・・・ ・・・本物の情報を。 そして、 “他のものとは違う何か” を感じた時、確信がほしいから資料請求をする。 もしそこに説得力のある言葉が書いてあれば、資料請求をした時点で、もうかなりの確立で 成約したと考えていいでしょう。なぜなら、人間は信じたいものを信じる生き物だからです。 ここで少し周りを見渡してみましょう。 どれもこれもおいしい話のオンパレードです。 デメリットをあえて書いてあるものは本当に少ないです。 しかし、そんなはずはないのです。 どんなビジネスでもメリットもあればデメリットもあるはずです。 そしてそれを読者もよく知っています。 読者は正直、もう飽き飽きしています。 しかし、これはチャンスとも言えます。数ある同じような情報の中で浮かび上がるチャンスです。 デメリットを書く事はマイナスでしょうか? わたしは、そうは思いません。 それを書いた方がより真実味が増す。より読者の心理に近付けるはずです。
広告文の書き方(2) 〜タイトルの書き方〜
独占広告のタイトルを書くとき、一番気を付けなければならないのは文字数です。 タイトル文字数に制限がある場合、例えば「みなみの風」では35文字以内ですが、35文字以内と 書いてあっても、最初の10文字に伝えたい事を全部凝縮する位のつもりで考えましょう。 中にはプライベートメール以外はブラウザでしか受信しないという人もいるでしょうが、大体みなさん メールソフトを使って受信していると思います。 メールソフトや設定によって、【件名欄】に表示される文字数は違いますが、中には10文字程度しか 表示されない物もあります。 見栄えをよくする為に文字を飾る事は大切ですが、ことタイトルに関しては何もしない方がいいでしょう。 せっかく考えたタイトルも ---------------------------------------------------------------------------------------------- 【初公開】初心者でも4ヶ <=全文=> 【初公開】初心者でも4ヶ月で237万円稼いだ秘密 ☆●☆ ≪多額の借金≫ <=全文=> ☆●☆ ≪多額の借金≫ が ≪5年で無借金≫☆●☆ ◆ えっ!パソコン一台 <=全文=> ◆ えっ!パソコン一台で年収並み?の月収 ◆ ---------------------------------------------------------------------------------------------- 一番読んでほしかったであろう部分が全部抜けているのがわかりますよね。 どうしてもタイトルを飾りたい場合は、自分のメールソフトで確認するのもいいかもしれません。 あともう一つ気を付けなければならないのは、発行者が独占広告のタイトルの前に宣伝文字を 入れる場合です。 下の例を見ればわかりますが、実際に【件名欄】に表示されるのは −−【クジ付き】☆★おすすめ−− の部分だけです。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- <=全文=> 【クジ付き】☆★おすすめ情報☆★ 月20万かせげなければ全額返金します! ---------------------------------------------------------------------------------------------- −−【クジ付き】−− の部分は、そのメールがクジ付きである事を読者に知らせる為ですから 仕方が無いとしても、−−☆★おすすめ情報☆★−− の部分は要りません。 これではタイトルを付ける意味がまったく無くなってしまいます。 これは余談ですが、上の例でも取り上げたクジ付き広告について、あまり過剰な期待はしないほうが いいかもしれません。 HPが表示されるというメリットはありますが、開封する人の目的はあくまでもメールを読む事ではなく、 そのクジですからHPが表示されたとしても真剣に見てくれるとは限りません。 わたしも昔、懸賞付きメールに凝ったことがありますが、あまり真剣に見た事はありませんでした。 どちらにしても広告の発注をする時は、タイトルがどんな風に表示されるのかバックナンバーで 確認しましょう。 せっかくお金を出して広告を出すのですから、後で後悔しないようにしっかりチェックしましょうね。
広告文の書き方(3) 〜本文の書き方〜
本文を書くときの一番のポイントは、まず読みやすくする事です。 相手の立場に立って考えてみましょう。 みなさんも、書店で本を買われたりする事があると思います。 本を買うとき、何を見て本を選んでいますか? タイトルを見て興味があれば、まずパラパラっと本をめくりますよね。 そして、「何だか漢字が多くて読みづらそう」「字がいっぱい詰まってて、読む気にならない」 そんな理由で一度手に取った本を戻した経験はないですか? それと同じです。 パッと見た目、読みやすい、読む気になる文章作りが大切です。 ********************************************************************************************** 1、 行間を活かしましょう。 ********************************************************************************************** 「みなみの風」では、独占広告の行数を200行までに設定しています。 これは皆さんに200行めいっぱい文章を書いてください、という意味ではありません。 あまり長い文章はかえって敬遠されてしまいます。 これは皆さんに行数を気にすることなく、自由な文章作りをしてほしいという思いから 200行に設定させていただきました。 50行くらいでは、どうしても行数を気にしてしまって自由な文章が書けないからです。 AとBを見比べてみて下さい。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- [A] 一番読んでほしかったであろう部分が全部抜けているのがわかりますよね。 どうしてもタイトルを飾りたい場合は、自分のメールソフトで確認するのも いいかもしれません。あともう一つ気を付けなければならないのは、 発行者が独占広告のタイトルの前に宣伝文字を入れる場合です。 [B] 一番読んでほしかったであろう部分が全部抜けているのがわかりますよね。 どうしてもタイトルを飾りたい場合は、自分のメールソフトで確認するのも いいかもしれません。 あともう一つ気を付けなければならないのは、発行者が独占広告の タイトルの前に宣伝文字を入れる場合です。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- どうですか? Bの方が読みやすく、読む気になりませんか。 ********************************************************************************************** 2、 一字一句に意味を持たせましょう。 ********************************************************************************************** 空間には、まだ色々な作用があります。 ひとつの語句を強調したい時 ---------------------------------------------------------------------------------------------- 独占広告の役割にだけ関していうならば、 最大の目的は“読んでもらうこと”です。 独占広告の役割にだけ関していうならば、 最大の目的は “読んでもらうこと” です。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- どうですか? 上と下とどちらがより目に飛び込んできましたか? ちょっとした事ですが、空間が人間の目や脳にもたらす作用は結構大きなものがあります。 あなたも空間のマジックを使って、自由であなたらしい広告文を作ってみてください。