タイトルの重要性(1)
独占広告を出す場合、当たり前の事ですが、タイトルが件名になります そして、読者がそのメールを開くか、開かないか、それを決める基準はタイトルです。 この事を理解しているのか、いないのか、最近よく見かけるのが 【重要!】「Re:○○」「振込みがありました。」等のタイトルです。 確かに、この件名でメールがきていたら、何も知らないネット初心者の読者が メールを開く確立は高くなります。 しかし、ただそれだけです。開いただけで、すぐに削除されてしまします。 それどころか宣伝だとわかった途端、反感までかってしまいます。 みなさんが独占広告を出す最終的な目的は、もちろん成果を上げることですが、 独占広告の役割に関してだけいうならば、最大の目的は “クリックしてもらうこと” すなわち “読んでもらうこと” です。 開いてもらっても、読んでもらえなければ何にもなりません。 「でも、まともにやってたらメールなんか開いてもらえない。」と思うかもしれませんが、 そんなことはありません。 確かに、ごくありふれたタイトルでは、他のメールに埋もれてしまって読者の目には留まりません。 インパクトは必要です。魅力的なキーワードが必要になります。 しかし、ここで大切な事は読者に変な誤解を与えない、共感を呼ぶキーワードを選ぶことです。 あまり奇抜な言葉より、誰もが聞き覚えのある慣れ親しんだ言葉のほうが、 親近感をもってもらえます。なにより、読者に安心感をあたえます。 この安心感がとても大事です。 だって、あなたはこれからその人に何かを売ろうとしているのですから。 信用できない人からは、誰もなにも買ってくれません。
タイトルの重要性(2)
反対の例について考えてみましょう。 読者に誤解は与えないが、“丸裸”のタイトルというのがあります。 タイトルがそのまま本文の要約になってしまっている例です。 どうして、タイトルが本文の“要約”になってはいけないのか・・・ どうして、タイトルが本文の要約≠ノなってはいけないのでしょうか? 実に、単純明快です。中身がわかってしまうからです。 わざわざクリックしなくても、その中に書かれてある事がタイトルを見るだけで、 読者にはわかってしまうのです。 中身がわかってしまったら、読者はわざわざそのメールを開いて読んではくれません。 もし、最初からその内容に興味があれば別ですが・・・ それでは、ターゲットが限られてしまいます。 その内容に興味がある人にしか見てもらえません。 それでは、どんなタイトルを付ければいいのでしょうか・・・ 考えてみてください。あなたがメールをチェックする時と同じです。 どんなタイトルをクリックしたくなるのか? 知りたかった情報だという場合もありますが、 多くの場合、よく耳にすると思いますが、“オヤッ”と思ったからです。 では、“オヤッ”と思わせるタイトルとはどのようなものでしょう? ・・・そうです。 中身がはっきりとは分からないものです。 「なに? これ!?」と、思わせるものです。 分からないからこそ、読者は知りたくてそのタイトルをクリックするのです。
タイトルの重要性(3)
◇第一印象の大切さ◇ 一言にタイトルといっても色々ありますが、全てに共通して言える事があります。 ネットの世界は実社会とは違い、相手の顔が見えません。 あなたがどんなにいい人でも、どんなに素晴らしい商品を売ろうとしていても相手にはわかりません。 相手にわかるのは、あなたが書く、あなたが語るその文字だけです。 そして、その第一印象を決まるのは、“タイトル”です。 読者はそのタイトルだけで、あなたという人を判断します。 実社会でもよくあるように、第一印象で「なんとなく、この人苦手」「胡散臭い」なんてことが、 ネットの世界でも起こるのです。いや、ネットの世界だからこそ、と言えるでしょう。 そういった意味では、タイトルイコール “あなた自身” だと言っても過言ではありません。 そしてそれは、これからあなたが行うすべての作業に影響します。 本文を読んでもらうとき、資料請求をするとき・・・全てにおいてです。 一度与えてしまった不信感は、のちのちまで後を引きます。 だからこそ、タイトルは相手に不信感を与えないものというのが大前提になります。 「Re:○○」「振込みがありました。」では、メールを開いてもらっても宣伝だとわかった途端、 ネット初心者などは警戒して逃げてしまいます。 だからといって、あまり難しく考える必要はありません。 タイトルはいわば、入り口に過ぎないのですから、入り易くすることが肝心です。 相手に不信感を与えない為にと、あまりガチガチな文章というのもかえって入り辛いものです。 それより何より、興味を持ってもらえません。入ってみようという気にならないのです。 前にも少し触れましたが、全てがわかってしまっては、読者はわざわざクリックしてはくれません。 大切なのは、「何となく分かるけど、これ一体なんだろう?!」という部分を残すことです。 「あれ?!」と振り向いてもらうこと、立ち止まってもらうことこそが タイトルの役割だと、わたしは思うのですが・・・ ・・・いろいろと、小難しい話をしましたが、あまり深く考えないでください。 練りに練った文章よりも、直感的に書いた文章のほうが、かえって出来がよかったりしますから。 もしかしたら、その方が多いかもしれません。 ただ、あなたが実社会で人と接するときに気を付けている、ごく当たり前の事さえ守って 宣伝活動をしていれば、読者は必ず振る向いてくれます。 そしてそこに、 購買意欲をそそるキーワードとおいしそうな匂いがしていたら・・・ ・・・きっと、わたしだってクリックしちゃうかもしれません(*^^)v